制作物のご紹介 >> ニューズレター >> 日漢協 ニューズレター 60号

日漢協 ニューズレター 60号

(第20巻 第3号)2004年1月

会長挨拶  新年のご挨拶

日本漢方生薬製剤協会 会長
風間 八左衛門
新年明けましておめでとうございます。

今年度は、昨年4月に行われた健康保険法の改正に伴う受診抑制など、製薬業界全体にとりましては、厳しいスタートの年度でした。その後、徐々に回復の兆しが見られますものの、本年4月には薬価の改正も控えており、引き続き業界を取り巻く環境は厳しいものとなることが予想されます。
そのような中ではありますが、当協会が進めています漢方の定着を目指した活動の成果も目に見えて現れるようになってきています。特に一般生活者の、漢方・生薬製剤に対する関心・期待が高まっているのではないでしょうか。書店に足を運んでみますと、漢方をテーマとして取り上げた書籍が数多く刊行されていますし、毎週必ずと申し上げてよいほど、漢方・生薬製剤の・紹介記事が掲載された雑誌を目にします。いわゆる健康雑誌だけではなく、女性誌での掲載も目立っているようです。この背景としましては、特に最近、若い女性の中で、漢方への関心が高まっていることがあるのではないかと感じています。
当協会でもその動きを受けて、恒例となりました市民公開漢方セミナーの開催時刻をこれまでと変更して、従来、平日の午後2時頃からスタートしていましたところを、本年度は働く女性の皆さんにご来場いただくことを念頭に置き、会社の帰りに立ち寄っていただけるよう平日の夕方に行うこととしました。すでに関係者でその準備を進めております。
一方、大学医学部・医科大学における漢方医学教育につきましても、4月から始まります新年度には、80大学すべてで実施される予定と聞いています。また、漢方薬学科を設置する薬科大学も新設されるようであります。
このような新たな動きにさらに意を強くし、行政、学会、その他関係諸団体の皆様のご支援とご協力をいただきながら、-漢方の新しい展開21- に基づく、漢方の定着を目指した活動を、さらに精力的に進めてまいる所存でございます。
皆様方には、本年も当協会のかつどうになお一層のご協力をいただきますよう改めてお願い申し上げますとともに、協会加盟会社の更なる活躍をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。