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日漢協 ニューズレター 61号

(第21巻 第1号)2004年5月

トピックス


第7回市民公開漢方セミナー
冷えと漢方 −冷え症は治らないとあきらめていませんか− 渡邊賀子先生が講演
会場は若い女性がいっぱい

漢方の正しい基礎知識の啓蒙を目的に、平成9年にスタートした市民公開漢方セミナー。早くも7回目を迎えた本年は、4月7日(水)、東京ドームにほど近い文京区の文京シビックホールで、これまでの午後1時半の開演時間を午後6時半に繰り下げて開催された。

▲ 渡邊賀子先生

折からの漢方への関心の高まりを受けて、高齢者のみならず若い助成にも漢方を広めたいとのことから、新しい試みとして午後6時半の開演に踏み切ったもので、当初は狙いが外れるのではと半ば心配もしたが、会場は多数の若い女性で埋まった。

講師は冷え症治療に定評のある慶應義塾大学病院漢方クリニックの渡邊賀子先生。冷え症は治るか、冷え症にはどんな漢方薬が良いのかについて講演された。

仕事帰りという若い女性は「夏でも冷える体質なのですけど、とても分かりやすくて参考になりました。ネットで申し込めるのもいいですね」とご満悦の様子だった。来年もターゲットはOL、夜間開催で、講師は渡邊賀子先生を予定している。




追悼


藤原哲夫国際委員長
安らかにお眠りください

早すぎる死は悲しい。悲しみを超え、痛ましくもある。将来を嘱望されていた人の死はなおさらだ。

藤原哲夫国際委員長の逝去は、まさに悲しく、痛ましい死だ。

日本漢方生薬製剤協会きっての国際通として知られる氏は、我が国の漢方業界のこれからを背負う一人として、その活躍を大いに期待されていた。その矢先ともいうべき僅か50歳の齢にして読みの国へ赴かれたことは、残された者にとって悲しいうえに痛恨の極みでもある。

昭和28年(1953)生まれの藤原氏は、慶應義塾大学工学部を経て、東京大学医学部保健学科入学、同58年に卒業後、(株)ツムラに入社。平成9年、当協会の広報委員長に就任され、続いて国際委員長として、海外との交流に尽力され、穏やかな人柄と豊かなインテリジェンスから「日漢協に藤原あり」とも評された。

藤原氏の若き死に対する最大の弔いは日漢協のますますの発展であり、衣料への貢献であろう。

藤原委員長、安らかにお眠り下さい。