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日漢協 ニューズレター 64号

(第22巻 第1号)2005年5月

日漢協の動き


第8回市民公開漢方セミナー
加齢と漢方 - 今から始めよう加齢への対処 美しく年を重ねるにはどうすればよいか? -

   渡邉賀子先生
4月6日、東京・荒川区の日暮里サニーホールで、第8回市民公開漢方セミナーが開催された。若い女性にも漢方の良さを知ってもらいたいとのことから、昨年に引き続き午後6時半に開催。昨今の漢方への関心の高まりともあいまって会場は仕事帰りのOLはじめ多数の聴衆で満席の盛況となった。
講師は昨年同様、慶応義塾大学病院漢方クリニックの渡邉賀子先生。風間八左衛門日漢協会長の挨拶に続いて登壇した渡邉先生は、まず、漢方治療の実際について、慶応病院漢方クリニックにおける受診者の年齢分布、病名分布、他の診療科の受診の有無、漢方クリニックを知ったきっかけ、受診期間などのデータを紹介され、漢方が身近な医療として定着していることを例証された。

続いて、漢方の基礎について、煎じ薬とエキス剤の違い、漢方薬の使用状況、漢方の定義、日本における漢方医学の特徴、漢方や鍼灸に向く病気、本治療法と標治療法の違い、証とは何かなど、漢方の基本的な考え方を説明された。

その後、加齢と上手に付き合うにはどんな漢方薬がよいのかについて講演され、とても分かりやすい内容だったと好評を博した。「駅前で配っていたチラシを見て参加した」という聴衆もいるなど、巷間、報じられている漢方ブームを裏付ける一面が垣間見られるセミナーであった。


トピックス 17年度日漢協研究助成 研究テーマ決まる
第3回目となった今回の研究助成には、臨床、基礎、生薬・化学などの幅広い研究分野から過去最高の81件の応募があり、日漢協が委嘱した学術専門委員による選考委員会での公正かつ厳正なる審査の結果、以下の9テーマに助成金が交付されることになった。