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日漢協 ニューズレター 72号

(第24巻 第3号)2008年1月

新年のご挨拶  新たな発展に向かって

日本漢方生薬製剤協会
風間 八左衛門

本年は、昭和から平成へと元号が移り、満20年目を迎える節目の年であります。地球環境の問題を始めとする数多くの問題が山積しており、一つ一つの解決が望まれるところであります。

日漢協におきましては、昨年策定をいたしました新中長期事業計画に沿った新たな施策の展開により、協会そのものが大きく変わろうとしております。

その一つは、一昨年から新規会員会社の入会募集を推進してまいりましたが、その結果多くの企業にご賛同をいただき、当協会の会員会社数が72社から78社へとより大きな組織となったことであります。これに伴って役員定数の変更がなされ、特に副会長の定数は4名以内から6名以内へと改定されました。各業態別の会員会社からそれぞれ副会長が選出され、より会員の意見・要望が反映される体制となりました。

二点目は、日漢協の専門委員会(現行14委員会と1審査会)と組織等の活動を、より効果的にかつ機能的に運営させるべく見直しを図っているところであります。全会員が参加し活動のできる組織体への変更は平成20年度の総会にはその全容を明らかにし、次年度1年間をかけて新体制に移行し、その後、日漢協委員会組織等が大いに力を発揮できるものと確信をしております。

三点目は、生薬製剤メーカーの活動を活発化させることから、昨年秋に正式に生薬製剤委員会が発足し活動を開始いたしました。今後、生薬製剤関連問題へ積極的に取り組んでまいります。

また、昨年8月厚生労働省より「新医薬品産業ビジョン」が公表され、「製薬産業の将来像 製薬企業の向う方向性」の中で伝統的な医薬品に漢方製剤・生薬などが明記され、『医療を支える基礎的な医薬品、必須医薬品又は伝統的な医薬品を効率的かつ安定的に供給する企業(ベーシックドラックファーマ)』として位置づけられ、『今後も質の良い製品を安定的に供給していけるような企業体質の強化が求められる』とされています。したがって、私ども日漢協会員各社の社会的責務がさらに重くなったことを真摯に受け止めいるとともに、更なる努力とより具体的な施策の策定、その実行を着実に進めたい所存でございます。

日漢協は、今後も新たな発展に向け、協会一丸となって漢方製剤・生薬製剤・生薬の地位の向上に努力し、国民医療に、より貢献できる業界団体として邁進して参る所存でございますので、関係各位の皆様には益々のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。