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日漢協 ニューズレター 72号

(第24巻 第3号)2008年1月

日漢協の動き


漢方製剤・生薬が新医薬品産業ビジョンで 「ベーシックドラッグファーマ」に分類

平成19年度は、5年前の平成14年8月に策定された、厚生労働省の『医薬品産業ビジョン』に盛り込まれた、アクションプランの計画期間が最終年度ということで、このアクションプランの改定作業およびビジョン本体の見直しを、厚生労働省の「医薬品産業政策推進本部」に一昨年8月設置された、「新医薬品産業ビジョン策定ワーキンググループ」によって医薬品業界の意見を踏まえながら検討がされてきた。日漢協としては、「日本の伝統医薬の一つである漢方医薬の継承に関して」同ワーキンググループに意見陳述を行ってきたところである。

同ビジョンは昨年8月、『新医薬品産業ビジョン 〜イノベーションを担う国際競争力のある産業を目指して〜』として公表され、これからの医薬品産業政策の基本的な考え方および政策の具体策が、製薬企業を5つのタイプに分けて述べられており、漢方製剤・生薬などは、その中の「ベーシックドラッグファーマ」に分類され伝統的な医薬品として位置づけられた。

ベーシックドラッグファーマに分類されたことにより、医療を支える基礎的な医薬品、必須医薬品(例えば、ワクチン、輸液、血液製剤、局方品)と同様、伝統的な医薬品である漢方製剤・生薬にも、国民に効率的かつ安定的に供給していく責務を国・企業ともに負うこととなった。

漢方製剤・生薬が国の施策の一環として公的に取り扱われるようになったことは、業界を取り巻く環境が国外も含めて、あらゆる意味で大きく躍動していることによるものである。このことに留意しつつ、昨年5月に策定しました「日漢協の新たな中長期事業計画」を推し進めていきたい。

編集部便り

今年の風邪は個性が強く、10月頭から「のどの痛み」「鼻水」「せき」など、訴求が明快な風邪が多いようです。風邪の発症は、最高気温の前日差が3℃以上下がるといきなり高まるようで、最近は専ら気象庁の気温情報とにらめっこしながら風邪薬の売上動向を見守っています。
(クラシエ薬品株式会社 向井 敏浩)

いよいよ、寒さが一段と厳しくなってまいりました。今シーズンは異常気象の影響か、インフルエンザが早い時期から流行しています。月並みですが、手洗い・うがいを励行してインフルエンザ予防に心がけて下さい。
(東亜薬品株式会社 小宮 貴代彦)

テーブルに飾る鉢花をポインセチアにしようかシクラメンにしようかと迷ったあげく、結局、ピンクのシクラメンを買った。葉の中にカワイイ蕾が沢山隠れていたので、今年の冬はちょっと長く楽しめそうだ。花屋さんのコピーは“花の貴婦人”となっていたのに、和名の1つには“豚の饅頭”というのがあるそうだ。映画にも原題とかけ離れたタイトルがついている場合があるが、ちょっとシクラメンとは似てもにつかわない。
(救心製薬株式会社 水谷 睦)

庭の金木犀の木にスズメバチが巣を作ってしまった。昨年の梅雨の頃から木の上を出入りしているのを目撃していたが、11月に入り活動が弱くなったので恐る恐る確認すると、その巣の形と大きさはラグビーボール程だったが、とうとう取らずじまいで年を越してしまった。しかし、これって保健所か市役所に届け出なくて良かったのだろうか?
(株式会社ツムラ 綾部 敬一)

緑の葉にクリスマス・イルミネーション。紅葉・落葉の遅い到来がもたらした街頭の風景である。地球温暖化防止策として、森林に針葉樹の植林を進めているという。「針葉樹ばかりの森ではなく、広葉樹も植林しなければ山が台無しである。」と山の専門家はいう。地球環境の再生に向けて英知を結集しなければならない”緊急事態”である。
(株式会社ツムラ 加藤 照和)