制作物のご紹介 >> ニューズレター >> 日漢協 ニューズレター 80号

日漢協 ニューズレター 80号

(第27巻 第2号)2010年9月

日漢協の動き


第28回定期総会懇親会開催
風間会頭の旭日小綬章受章の栄を併せて祝う

6月2日、KKRホテルトウキョウで、第28回定期総会が開催され、平成21年度事業報告、平成21年度決算報告、平成22年度事業計画(案)、平成22年度予算(案)が承認され、昭和58年設立以来28年目のスタートとなった。


●活動を一層加速化すべき最重要な年に

平成22年度の事業方針として、 @原料生薬の品質確保の強化A原料生薬の安定確保の推進B一般用漢方製剤・生薬製剤等の開発と育成活動の強化C医療用漢方製剤・生薬の有効性・安全性に関するエビデンスデータ集積D医療用漢方製剤・生薬にかかわる薬価制度改革への対応E漢方製剤・生薬製剤・生薬に関する国際調和と連携F日漢協としての団体活動の強化。
以上の7つの方針が提起された。

日漢協としての団体活動の強化については、@中長期事業計画の推進を図るA新しい組織体制の充実強化を図るB関係諸団体との連携強化を図るC効果的な広報活動を行うとともに、会員に対する的確な情報発信を行うD事務局機能の強化を図るとし、平成19年に策定された「中長期事業計画2007」の4年目にあたることから、計画達成に向けて組織が一丸となり、活動を一層加速化すべき最重要な年と位置づけた。




田口係長 総会
●遺伝資源への「アクセスと利益配分に関する国際的枠組(ABS-IR)」

総会に引き続き、厚生労働省医政局経済課の田口壮一企画係長による遺伝資源への「アクセスと利益配分に関する国際的枠組(ABS-IR)」と題する講演があった。来る10月に名古屋で開催される第10回締約国会議(COP10)の開催を控え、生物多様性条約(CBD)がクローズアップされ、日漢協にとり、大きな課題となっている。

こうした中での時宜を得た講演では、アクセスと利益配分を巡る議論の経緯、CBDの目的、国際的枠組の項目案、生物多様性条約との関係、条約と国内法と企業・個人の関係など、基礎的な項目の解説がなされた。今後はABS9-2 、COP10の動向、各国国内法の整備状況に注視すべきと指摘された。




成田課長


木村理事長 児玉会長




桑野副会長 内田副会長
●懇親会、受章祝賀会

講演に続いて、懇親会、そして、日漢協として初の叙勲の栄に輝いた風間八左衛門会頭の旭日小綬章受章祝賀会に移った。

石原猛事務局長の司会進行で幕を上げた懇親会・祝賀会は、昨年、就任した芳井順一会長の挨拶で始まり、続いて、来賓挨拶として厚生労働省医薬食品局の成田昌稔審査管理課長、日本製薬団体連合会の木村政之理事長、日本薬剤師会の児玉孝会長の三氏が登壇した。

その後、風間会頭への記念品、花束贈呈があり、続いて謝辞が述べられ、祝賀会はクライマックスに連した。

10年の長きにわたり会長として日漢協の発展に尽力された風間会頭は感無量の面持ちで、終始、穏やかな笑みが零れていた。