制作物のご紹介 >> ニューズレター >> 日漢協 ニューズレター 98号

日漢協 ニューズレター 98号

(第33巻 第2号)2016年9月

ご挨拶 副会長就任のご挨拶

日本漢方生薬製剤協会
副会長
鈴木 一平

私は、本年6月に、大西政夫の後を引き継ぎ小太郎漢方製薬株式会社の社長に就任いたしました鈴木一平と申します。

このたび、日本漢方生薬製剤協会副会長の重責を担わせていただくことになりました。就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

弊社は、1957年に漢方エキス剤を販売して以来、医療用では、漢方エキスの細粒剤や錠剤、カプセル剤を、一般用では、細粒剤はもとより液剤や軟膏剤を開発するなど、医療関係者や消費者のニーズに応じた多くの処方を販売して漢方の普及に努めてまいりました。これからも「漢方をよりよく、より多くの人に」の社是のもと、日本漢方の継承と普及に努めてまいります。

日本漢方生薬製剤協会において、本年度は「中長期事業計画2012(5ヵ年計画)」の最終年度となっております。また、平成29年度から始まる「中長期事業計画2017(5ヵ年計画)」の策定を行うこととなっております。この計画中の重点課題に、「原料生薬の安定確保」、「原料生薬から最終製品までの品質確保」がございます。

「原料生薬の安定確保」については、一昨年に訪中団を再開して以来、お互いに隔年ごとに訪問して理解・交流を深めており、本年6月には第7回中国国際健康・栄養保健品展示会に合わせて訪中して更なる親交を深めました。一方、国内栽培につきましては、農林水産省の「薬用作物等地域特産作物産地確立支援事業」において、全国農業改良普及支援協会との協同事業として協議会を設置して、国内生薬栽培の産地確立に向けての取組みを推進しております。

もう1つの重要課題である「原料生薬から最終製品までの品質確保」については、我が国のPIC/S加盟に伴い、医薬品品質システム(PQS)の構築が急務となっており、関係団体とも連携して更なる品質確保に取組んでまいります。

この2つの重点課題につきまして、微力ではありますが副会長として、しっかり取組んでまいる所存です。会員各社の皆様にはご協力のほどよろしくお願いいたします。

また、本年は「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会」を開催することになっております。幅広い方々に漢方について正しく認知していただく非常に重要な研究会です。このような重要な催しが行われるおりの副会長交代となりご迷惑をおかけいたしますが、日本漢方生薬製剤協会顧問となりました弊社会長の大西政夫とも役割分担しつつ、副会長会社として対応してまいります。

会員各社の皆様には、引き続き暖かいご指導・ご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

(小太郎漢方製薬株式会社 代表取締役社長)