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もう生活習慣病に負けない!

未病で使う漢方薬


養生のお手伝いをする漢方薬
これまで見てきたように、生活習慣病の予防のための養生の基本は、生活面から身体の生命活動のバランスを整えるおとにあります。漢方薬は、養生だけでは整えきれないバランスの乱れを直すために、養生のお手伝いとして使います。
漢方的にいうと、生活習慣病の多くは、体の生命活動のバランスを狂わせていろいろな機能の障害を起こすとみることができます。こうした生活習慣病によるバランスの乱れに対し、よく使われる漢方薬には、補腎薬【ホジンヤク】、補剤【補剤】、瀉剤【シャザイ】、駆剤【クオケツザイ】、気剤【キザイ】、柴胡剤【サイコザイ】、清熱剤【セイネツザイ】などがあります。(表3)
表3 生活習慣病、加齢によく使われる漢方薬の種類
漢方薬の種類 主な製剤処方 主な働き
補腎薬 牛車腎気丸
(ゴシャジンキガン)
八味地黄丸
(ハチミジオウガン)
加速する加齢に対応
補剤 補中益気湯
(ホチュウエッキトウ)
十全大補湯
(ジュウゼンタイホトウ)
衰えたエネルギーを再び蓄える
瀉剤 防風通聖散
(ボウフウツウショウサン)
体に貯まった悪いものを排泄する
桂枝茯苓丸
(ケイシブクリョウガン)
血の巡りを良くする
気剤 半夏厚朴湯
(ハンゲコウボクトウ)
香蘇散
(コウソサン)
ストレスに対応する
柴胡剤 小柴胡湯
(ショウサイコトウ)
くずれた免疫バランスを回復する
清熱剤 黄連解毒湯
(オウレンゲドクトウ)
貯まった熱をとる