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胃腸と漢方 ―健康な心と身体は元気な胃腸から―

胃腸の病気・症状と関係が深い漢方の考え方


漢方治療の基本は『証』
漢方では、「証」という漢方独自の見立てを用いて病人の状態を把握することが基本になります。

これは、
●本人が訴える症状(自覚症状)
●検査や診察によって分かる状態(他覚的所見)
●体格
●その人の個人的な特徴(性格など)

を総合的に判断して「証」を決定し、それに合わせて漢方薬を処方してい くという方法です。そのため、「胃がもたれる」という同じ症状であっ ても、自分の証とほかの人の証が違う場合は処方される漢方薬は異なります。
漢方の診察法・四診
漢方の診察は、「四診」という独特な手法を用いて行います。四診は「望 診」「聞診」「問診」「切診」の四種類の診察法によって構成され、西洋医学 と共通している部分もあります。しかし基本的には、西洋医学のように 検査を中心に診断を行うのではなく、医師が自らの五感を利用して患者の 身体からさまざまな情報を得ていきます。

四診による診察は、患者の「証」を見極めるうえで欠かせないもの。四 診で得られた情報をベースに、時には西洋医学的な検査データも参考に しながら、より正確に患者の全体像を把握していきます。