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漢方が、あなたのためにできること

現代人へのおすすめ処方


漢方を使うとさまざまな症状を改善することができますが、今回は「現代人のストレス」にポイントを絞って治療を考えてみましょう。人間は年齢性別を問わず、多少のストレスを抱えて生きています。ストレスがかかった状態というのは、外側から押されてへこんだボールのようなもので、通常は元に戻りたいという力が内側から働き、へこみを跳ね返してしまうことができます。しかし現代人の場合、取引先からのクレーム、利きすぎるエアコン、長時間の立ち仕事、デスクワーク、テクノストレス、仕事への不満、社内の人間関係のゴタゴタ、昇進転勤に伴う不安など、たくさんのストレスがあり、あちらこちらから圧力がかかるので、へこみは元に戻る暇がありません。その結果、心だけでなく身体にも症状があらわれてしまうのです。 こういった状況になった時に利用できる西洋薬はほとんどなく、漢方の出番になります。同じストレスがふりかかっても、今度は「よしがんばるぞ」と前向きに考えられるようになるために、漢方を上手に利用してみましょう。
【ストレスに対する漢方の処方例】
■腹痛がある
安中散:胃が痛い人向けに昔から使われている処方(虚証)
大建中湯:腸が痛い人向け(虚証)
桂枝加芍薬湯:下痢傾向。過敏性腸症候群の人(虚証)
補中益気湯、六君子湯:ご飯が食べられない人(虚証)
■胸焼け
茯苓飲:(虚証)
半夏瀉心湯(実証)
■イライラ感が強い、不眠
柴胡加竜骨牡砺湯
抑肝散
加味逍遙散:わけもなくイライラする。更年期の精神症状など
半夏厚朴湯:ストレスでのどが詰まったような気がする、胸が苦しくなるなど