生薬の解説
ブクリョウ (茯苓)
アカマツやクロマツを伐採した後,数年を経て枯れた切り株の周囲の土中,深さ10~30cm位の所の根に付着するマツホド(担子菌)の菌糸が菌核を形成したものである.多くは不規則な塊状,球形,扁平形,長円形および長楕円形などで,大小種々である.名前の由来は,史記(紀元前91年)に「マツの神霊の気が伏結して生じたもので,伏霊と名付けた」と記されており,その後転写の誤りによって茯苓になったと本草綱目(1578年)で謳われている.
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原植物
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生薬
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もっと知りたい
生薬の品質を五感で判断する方法
質が重く帯赤白色で粘り気とうるおいのあるものを良品としている.
野生品は白色又は帯赤白色で,硬くて割れにくく充実したもので,外層が綺麗に剥けているものが良い.噛むと粘りがある.
栽培品は軟質でもろく,手でも割れやすく,噛んでも歯にくっつかないものが多い.色は白く,肉眼では野生品と区別しにくい.
成分解説
菌核にはpachyman〔β-(1→3)-glucanの多糖体〕が含まれ,乾燥質量の約93%を占める.
類似生薬
茯神 茯苓の中にマツの根の通ったもの

猪苓 チョレイマイタケ ラテン名 の菌核
代表的な成分の構造式

uricoic acid

pacyman