一般用漢方処方の確認票
安全に使うための一般用漢方処方の確認票

※本制作物は国立医薬品食品衛生研究所生薬部による制作物です。
詳しい研究の経緯および関連資料は国立医薬品食品衛生研究所生薬部のホームページで 確認できます。
問い合わせ先
国立医薬品食品衛生研究所
「漢方製剤の安全性確保に関する研究」事務局
kampo-anzen@nihs.go.jp
全39処方の「確認票」PDFファイルを一括ダウンロード
黄連解毒湯 乙字湯 葛根湯 葛根湯加川芎辛夷 加味帰脾湯 加味逍遙散 響声破笛丸 駆風解毒散 桂枝茯苓丸 五虎湯 牛車腎気丸 五淋散 五苓散 柴胡加竜骨牡蛎湯 柴胡桂枝湯 芍薬甘草湯 十全大補湯 小柴胡湯 小青竜湯 辛夷清肺湯 清心蓮子飲 疎経活血湯 大黄甘草湯 大柴胡湯 釣藤散 猪苓湯 桃核承気湯 当帰芍薬散 独活葛根湯 麦門冬湯 八味地黄丸 半夏厚朴湯 半夏瀉心湯 防已黄耆湯 防風通聖散 補中益気湯 麻黄湯 六君子湯 苓桂朮甘湯

一般用漢方製剤は、一般用医薬品販売制度のリスク区分において第2類医薬品に分類されていますが、漢方医学には独特の「証」という考え方があることから、平成23年のリスク区分の見直し過程において、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部安全対策調査会から情報提供用補助ツールの必要性が指摘されました。
これを受けて、厚生労働科学研究費補助金医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業「一般用医薬品における、化学合成品等のリスク区分の見直しと漢方製剤の安全性確保に関する研究」(平成24年~26年度)〔研究代表者:合田幸広(国立医薬品食品衛生研究所薬品部長)〕の分担研究「漢方製剤の安全性確保に関する研究」〔研究分担者:袴塚高志(国立医薬品食品衛生研究所生薬部長)〕がスタートし、日本漢方生薬製剤協会一般用漢方製剤委員会及び厚生労働省医薬食品局安全対策課の協力のもと、39処方に関する「安全に使うための一般用漢方処方の確認票」(以下、確認票)が作成されました。
「確認票」は、一般用漢方製剤として売り上げの多い処方を中心に、消費者が一般用漢方製剤を安全かつ効果的に使用するためのツールとして作成され、消費者の体質や症状に合った適切な処方の使用を促し、副作用の発現回避を手助けするものです。研究班では薬局における「確認票」の利用について、以下の二様に想定しています。
1.「確認票」を漢方製剤売場近くに配置し、消費者がCMや商品パッケージ等の情報に基づき選んだ商品について、消費者自ら、あるいは販売者と共に、「確認票」を使って服用の可否をチェックできるようにする。
2.漢方製剤を購入しようとする消費者に対して、販売者が「確認票」を使って情報提供する。
これを受けて、厚生労働科学研究費補助金医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業「一般用医薬品における、化学合成品等のリスク区分の見直しと漢方製剤の安全性確保に関する研究」(平成24年~26年度)〔研究代表者:合田幸広(国立医薬品食品衛生研究所薬品部長)〕の分担研究「漢方製剤の安全性確保に関する研究」〔研究分担者:袴塚高志(国立医薬品食品衛生研究所生薬部長)〕がスタートし、日本漢方生薬製剤協会一般用漢方製剤委員会及び厚生労働省医薬食品局安全対策課の協力のもと、39処方に関する「安全に使うための一般用漢方処方の確認票」(以下、確認票)が作成されました。
「確認票」は、一般用漢方製剤として売り上げの多い処方を中心に、消費者が一般用漢方製剤を安全かつ効果的に使用するためのツールとして作成され、消費者の体質や症状に合った適切な処方の使用を促し、副作用の発現回避を手助けするものです。研究班では薬局における「確認票」の利用について、以下の二様に想定しています。
1.「確認票」を漢方製剤売場近くに配置し、消費者がCMや商品パッケージ等の情報に基づき選んだ商品について、消費者自ら、あるいは販売者と共に、「確認票」を使って服用の可否をチェックできるようにする。
2.漢方製剤を購入しようとする消費者に対して、販売者が「確認票」を使って情報提供する。